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2020/04/19 22:51
アピノンエアーなどの空間除菌に使用されている薬品は、「安定化二酸化塩素」と呼ばれていますが、これは特定の化学薬品を指した名称ではなく、プールの消毒剤などに利用されている「二酸化塩素」を発生する薬品の総称です。
次亜塩素酸ナトリウムよりも安全性が高く、消毒剤としても二酸化塩素は優れています。しかし、多少の熱や光で分解されてしまうほど不安定で、そのままの状態で保存することが難しい成分です。
一般的には水に溶け込ませた「二酸化塩素水溶液」として運搬・保存します。しかし、二酸化塩素水溶液は少しの衝撃や紫外線に敏感に反応してガスを放出・分解してしまい、二酸化塩素の濃度を維持することができません。
一方、安定化二酸化塩素は、保存性が悪いという二酸化塩素の欠点を補うために、物性的に安定な状態を保ちつつ、徐々に二酸化塩素を放出するように安定化したものです。二酸化塩素は、アメリカ環境保護庁、アメリカ食品薬品局、世界保健機構(WHO)において安全性、殺菌消毒性能、脱臭性能、防腐等の効果が認められている、安心・安全な消毒剤です。
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